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医療に関する期待と諦め

 

 

 

 

 

医療技術は日進月歩です。
 
次々に新薬や新技術が開発され、選択肢の幅も広がっています。
 
副作用や侵襲も、より少ない方向で進歩していていますが、患者さんの悩みも、医療技術の進歩とともに少なくなっているかというと…
 
現実はそうではないと思います。
 
シンプルだったものがどんどん複雑化され、
身体を温めるとか、栄養のあるものを食べるとか、抗酸化・抗炎症作用のある食品を食べるとか
 
基本的なことは逆に、陰が薄く、後回しになってきています。
 
 
 
 
システマチック。
 
これは乳がんのクライアントに言われて、なるほどそうかもと思った言葉ですが、
 
個別の状態より、疾病全体の統計的な数字が重視され、
 
個人の希望より確率の方が重視され、
 
人間というより、なんか自分が壊れた機械のような気分になるといいます。
 
 
 
 
 
こちらのクライアントは、
無機質に修理されるような治療に疑問を感じ
サポートを依頼してくださいました。
 
 
栄養療法は全てをカバー出来ませんが、全ての治療の土台となるものです。
 
 
土台を作り、西洋や東洋医学、最先端と古くから用いられてきた医療とのバランスを取ることが必要なのではないかと最近、強く思います。
 
 
 
 
それが、私の役割ではないのかと。
 
 
 
機械化には生産性や効率性として良い面があるので、デメリットだけを見てそれを否定し
 
つっぱねるより、
システマチックな医療に時に乗っかってもよいと思っています。
 
 
 
 
自分の頭で考え、
自分で決めるのであれば。
 
 
 
 
 
複雑化し過ぎてしまった、
今の医療は、
患者の生活からは遠く距離ができてしまい、
 
 
動転した頭で、説明を受けて簡単に理解し、選択できるものではなくなりました。
 
 
医師の説明スキルもあります。
コミュニケーションの問題もあります。
 
時間の制限、かかる費用の問題、
医療制度の問題、
医療サービスとしての経営の問題まで出てくると、
 
ことはなおさら複雑に。
 
 
 
 
 
まさしく、あちらをたてればこちらが立たずです。
 
 
サービス業も色々ありますが医療サービスだけは、サービス業なのに顧客の満足感を中心になかなか話が展開していきません。
 
 
 
だから、
この、スキマのニーズに対応していきたくて、
 
 
 
モデラートの事業を始めました。
 
 
 
 
 
今も、顧客と一緒に一生懸命悩んで
なかなか答えを出せずにいますが…
 
 
 
この過程が、きっと納得のいく決断をする為に必要なのだと思います。
 
 
 
 
重い荷物なら、
一緒に持ちます。
 
道がわからないなら、
地図やコンパスを探します。
 
不安で怖いなら、
明かりをつけて勇気の出る話をします。
 
 
そんな、医療サービスがあってもいいとは思いませんか?
 
 
 
 
 
 
 
医療サービスの発展が、
患者さんの諦めのもとに成り立つような、
残念なものになりませんように。
 
 
 
Mrs.GAGA
 
 
 
 
 
メディカルマネジメントオフィス
モデラート
 
 
 
 
 

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