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医療における「責任の所在」への疑問

 
皆さん、医師に、
 
「やるなら、自己責任で」
「一切、私は責任を持てませんから」
 
と言われたらどうしますか。
 
 
入院するクライアントが、
プロテインとサプリを摂取する事を許可して欲しい、と言ったら
 
医師から上記のような返答をされてしまいました…ショック
 
 
許可出来ないが、自己責任でするのであれば、
どうぞ。
 
とのことでした。
 
 
モヤモヤしましたが想定内でもあったので、
クライアントの患者さんと話し合い、
自己責任で、選択、行動することにしました!
 
 
(せっかく、相談、報告したのにな…)
 
 
 
そんなこともあり…
 
 
医療においての、責任と言う言葉について最近敏感になり、よく考えるようになりました。
 
 
熟考した結果たどり着いた結論から言っていいでしょうか。
 
 
自分の人生の選択の責任は、
自分で取るのが「当たり前」です。
 
 
だれも責任を取ってくれません。
 
 
だから、この場合、
誰が責任を取るとかいう話ではなく、
 
「責任」と言う言葉の選択をすること自体が、
そもそも適切ではありません。
 
 
 
また、許可して下さい、と言う言い方も適切ではありませんでした。
 
 
自己責任で、そうしますので、と伝えるべきでした。
 
 
次からはそうしようと思いますおーっ!
 
 
 
 
 
全ての選択の責任は、自分にあります。
 
患者さんは、もっとその自覚をもつべきだし、
 
 
医療者は、もっと患者さん自身が後悔のない選択が出来るよう、
 
事実と解釈をごちゃ混ぜにせず、真摯な情報提供をすべきです。
 
 
 
 
 
自分の頭で考えず、情報収集を怠り、
決断を人任せにすると、時に自分の予期しなかったような状況になることがあります。
 
 
その時に、責任を取って!
と言ったとしても、もう遅いのです。
 
 
患者ができる対策は一つしかありません。
医師任せにせず、みずからも主体的に情報を取りにいき、疑問や不安を一緒に解決してもらい、
 
納得できる治療を、自分で選択するよう努力することです。
 
 
 
携帯という名の、精密機械、情報収集ツールを大人であれば殆どみな持っている時代になり、
あらゆる情報は、ネットで殆ど検索できるようになりました。
 
 
専門的なことは分からない、は便利な言い訳にしかすぎません。
 
 
 
一方の
専門家の皆様も、知識や経験にあぐらをかいていてはいけません。
 
 
ウサギとカメのお話から得る教訓にもあるように。
 
リードしていると余裕をかましていると、
いつのまにか患者さんに先を越されてしまっていた、ということになるかもしれません。
 
 
昭和の時代とは全く違う状況となったのです。
 
スマホを受け入れるように
全ての医療者は新しい時代を受け入れないといけません。
 
 
 
 
 
今こそ、患者さんと医療チーム、家族で協力しあいながら、一緒に作り上げていく、
 
「主体的な医療」へ舵を取り直すべきなのではないでしょうかね。
 
 
 
…なんか、最後は政治家の主張のようになってしまいましたが🤣
 
 
この点について、
意気投合したドクターと、糖質制限と主体的医療と言うテーマで講演、勉強会を企画したのでお知らせいたします。
 
 
たがしゅうブログ、でおなじみの
田頭秀悟先生をお迎えして、みなで考える機会をつくりました。
 
 
 
糖質制限に出会ったことをきっかけに
私たちは自分の頭で考えると言うことの重要さを学びました。
 
 
医療者と言う立場だけではなく、
いつ患者になるかわからない身として、
 
自分事の課題を皆さんと共有させていただけたらと思います。
 
 
 
宮崎での開催となりますが、
すでに県外の方からも参加お申込みをいただいています。
 
 
沢山の方に参加していただけたらなあ、と思いますニコニコ
 
 
 
Mrs.GAGA
 
 
 
 
【肥満・糖尿病の方に特に聞いてほしい『糖質制限医療講演会』】〜糖質制限と「主体的医療」〜
 

日程:2018年12月09日(日) 13:00~16:30(開場12:30)

会場:JA・AZMホール 別館201研修室(宮崎県宮崎市霧島1丁目1番地)

演者:田頭 秀悟・長野 仁美
参加費:4,500円

講演会申込ページ
http://supervisor-ex.com/L61102/b0/1t151

たがしゅう先生ブログ
http://supervisor-ex.com/L61102/b0/2t151

Moderto★HP
http://supervisor-ex.com/L61102/b0/3t151
 

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