セカンドオピニオンを受けてみよう。
そう思われる方は昨今非常に多くなってきています。
勇気を出して医師にセカンドオピニオンの依頼をし、後日受け取った書類。
中身が非常に気になります。
しっかりと封がしてある、これらの紹介状。
開けたらいけないのでしょうか。
因みに、セカンドオピニオンの書類を作成する場合、病院は500点の診療報酬を享受しています。
5000円です。
自分のデータなんだし、お金も払っているのだから自分で見るのは構わないはず。
その通りです。
結論から言うと、
開けても支障はありません。
しかし、医師宛に書かれた、封がしてある書類を開封してしまうと、
そんな患者だと思われてしまいます。
医師も看護師も人間ですから、
第一印象としては、人の手紙を勝手に開けるマナーのない人、と言うマイナスイメージからのスタートになってしまいます。
しかし、セカンドオピニオンは自分の今の状態をしっかりと自分や家族も把握できる良い機会でもあります。
ルールを守りつつ、
知る権利もきちんと守れる、良い方法を考えたいですね。
色々調べてみましたが、
セカンドオピニオンを依頼するときに、
せっかくの機会ですから、自分用としてデータを保存しておきたいので、お手数ですが同じものをコピーしてもう1部ください
医師やナースに
にこう伝えるのが1番良さそうです。
封をするのは理由があることもわかりました。
診療にまつわる重要な情報なので、
データの改ざんなどがあってはならない
情報の正確性を担保するため、
と言う目的もあるようです。
紹介状を断りもなく開けるのは、
やはりやめておいたほうが良さそうですね。
おさらいです。
せっかくの機会ですから、自分用としてデータを保存しておきたいので、お手数ですが同じものをコピーしてもう1部ください
これを、医師やナースに伝える。
セカンドオピニオンの資料を用意するのは
結構大変なので、
お金を出すからといって
当たり前のような態度をとるのは避けたいところです。
現実的には医師は詳しい説明を
避けたがる人も多いし、
自分の容態を正確に把握している患者さんは
ほんの一握り。
くださらないので、
検査データのコピーをこちらから貰うのも
あれこれ言い方を考えないといけない状態…
こういうのは現実的にはよくあることです。
インフォームドコンセントが言われるようになって久しいですが、
患者さんと医師はまだまだ、
対等な関係にはなれていませんね…
あと少しの思いやりで
もっと満足度の高い医療が実現できるのに…
医療サポートをさせていただきながら
思ったこと、でした。
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〈お知らせ〉
吉冨信長さんと、合同勉強会を開催させていただくことになりました。
タイトル↓↓
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日時:平成30年10月8日(月・祝)13時~16時
場所:大阪府大阪淀川区西中島4-2-26
天神第一ビル6階
参加費:10,800円
定員:50名
定員に達し次第募集を終了します。
お早目にお申し込み下さい(^_-)
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セミナー開催のお知らせ
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私たちは、糖質制限を取り入れた食事治療で、真剣に自分の体と向き合いたい慢性期疾患の患者さんに寄り添う医療マネジメントサービス(看護)を提供しています。