糖質制限で老化が加速する、という記事がネットで出て、少しざわつきましたね。
あのニュース、皆さまはどう思われましたか?
本来穀物が主食の、ラット(ネズミ)での実験だから
人間にも当てはまると考える方が短絡的だ、
という反論で、ホッとし、納得したものの、なんだかスッキリしない人も多いのではないでしょうか。
教授の皆様の主張は、
糖質制限食は、タンパク質が過剰になり、
異常なタンパク質が蓄積して老化が顕著になる、ということでした。
異常なタンパク質…というのは、
AGEs(糖終末化産物)のことでしょうか。
(書いていないのですよ、、、)
異常なタンパク質は、
皮膚や腸管などで生じやすいのだそうです。
やっぱり、AGEsの事のような気がしますね。
確かに、AGEs、糖化の反応は不可逆的で、一度糖化したタンパク質は元に戻ることはありません。
インスリンの分泌は加齢により、少しずつ減少しますので、血糖値を下げにくくなります。
また、古いタンパク質は、アミノ酸に分解され、またリサイクルに回されますが、
加齢により、その能力が落ちる、というのもそうかもです。
さて、
論理的に反論するとしたらここからです。
タンパク質のリサイクル、ターンオーバー(分解と除去)に着目し、意見が展開されていますが、
異常なタンパク質=AGEsだとしたら、
そこに着目するのはかえって不自然です。
加齢により起こる糖化反応より、
質の悪い、不自然な糖質
を過剰に摂取して、血中に処理能力を超えて
しまった場合に起こる糖化反応の方が圧倒的にAGEsを多く生じます。
AGEsの中には、受容体と結合し、活性酸素を発生させ炎症の引き金を引く種類があります。
普通、老化は、
糖化と酸化、慢性炎症体質から加速されやすいものです。
だとしたら、
果糖ブドウ糖液や、
GI値の高い、マーガリンや添加物てんこ盛りのパンなど、血糖値スパイク、炎症を引き起こす食べ物を積極的に控えるべきで、
タンパク質の過剰に論点をすり替えるべきではないのです。
また、よっぽど暴飲暴食の方でない限り、
タンパク質を過剰にとることは、
なかなか出来るものではありません。
そこを心配するよりは、
いかに高齢になっても、必要なタンパク質をきちんと摂るか
を心配する方が発展的な議論というもの。
糖質制限中の皆様、
人間での実験結果はあと20年程したら、
皆さまにより、裏付けられるでしょう。
糖質だけでなく、
酸化や炎症の事まで考慮してこれからも
食事を選択していきましょう!
元気過ぎる、
パワフルおじいちゃん、
パワフルおばあちゃん
になりましょうね。
※記事、よく見たら農業系の新聞でした。
情報源にもよく注意しましょう。
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