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乳がんになった、意味〜moderato日記〜

乳がんのクライアントが、今日、手術でした。

 
朝から、不安よりのドキドキぐすん
 
怖いだろうな、不安だろうな…
そばにいてあげたいな…
遠くで、祈るしかできなくて切ないぐすん
 
クライアント(Aさんとします)は、今回、2度目の再発です。
 
主治医に手術を勧められましたが、
また切る、という事にAさんはどうしても納得できませんでした。
 
腫瘍マーカーは、全然正常。
触れた感じ、大きくなっていく様子もない。
 
切っても、またこうやって出て来るなら同じなんじゃないの?
 
治せなかったのに、
また切るの?
 
Aさんはモヤモヤを抱え、栄養解析に行ってサプリメンテーションしてもらったり、
 
ビタミンC点滴をしたり、
温熱療法をしたり、
がんにいい、と言われるものを色々試しながら、
切る?切らない?の間でとても揺れていました。
 
 
主治医は、自分が前回の術後におススメした、放射線やホルモン療法などをAさんが拒否したことを容認しながらも、あまり良く思っていなかったのだと思います。
 
 
今回の再発をうけ、
「治療しなかったからですね」という言葉をつい、ポロッとこぼしてしまいました。
 
 
治療、したのです。
Aさんは、一生懸命に本を読んで、情報を探し、タバコをやめ、
食生活を変え、
サプリも沢山飲んで、凄く頑張って治療してたのです。
 
 
ちょっとしたコミュニケーションのずれが、信頼関係にヒビを入れました。
 
 
Aさんは、病院の転院を考えだしました。
自分なりに探されましたが、どこに行けば自分に合う医師に出会えるか、わかりません。
 
 
今回は、モデラートのHPに書いていた、
 
「信頼できる主治医を見つけます」
 
という文字を見つけ、「主治医を見つけて!」と連絡を下さいました。
 
 
早速、今までの経過、
検査データや、サプリ、を詳しく聞き取りし、
記録。
 
Aさんの価値観、治療に対する希望などをしっかりと聞きました。
 
 
私たちは、Aさんの自宅の近くの乳腺外来、セカンドオピニオン外来をしらみつぶしに探しました。
 
 
ホームページを見たり、論文を見たり、口コミサイトを見たり、設備や得意分野を比較したりする中で、
 
気になる先生を見つけたらその病院に電話して、外来の看護師さんにつないでもらい、直接、外来ナースにその先生の評判を聞きました。
 
↑これ、すごく参考になりました
 
 
その中で、受付やナースの雰囲気が良かった病院もメモし、最終的にはナースと、外来のMSさんが絶賛していた先生に的を絞り、ネットで更に調べて、
 
 
今の主治医の先生を。クライアントにおススメ医師として、提案、紹介しました。
 
 
Aさんは、私のリサーチを信じて下さっていて、
迷わずおススメの病院に、受診をして下さいました。
 
前の主治医に、
 
「なんでこの先生なの?」と言われながらも。
 
 
 
全く知らない、総合病院の先生に。
新しい主治医になる人と信じて。
 
 
私は、看護サマリーを書きました。
外来の看護師さん、先生宛てに。
心を込めて(でも簡潔に)。
 
 
 
受診した先の先生は、
直接面識はなかったのですが、
凄く丁寧に、ゆっくり説明してくださる先生で、
とても柔和で、優しい先生でした。
 
 
エコーや、
針の検査などをしていき、
治療方針が提示されました。
 
決して一方的でなく、
Aさんの価値観や考え方にも理解を示してくださり、
 
専門医としての、自分の見解もきちんと説明してくれました。
 
 
 
丁寧な説明に、Aさんもとても納得して下さり、
色々と検討した結果、Aさんは今回の手術を受けることになりました。
 
 
いい先生と巡り会えて、良かった!
と、オペ後にクライアントが言ってくれました
 
 
 
 
 
乳がんになったことは、
意味があったんだと思う。
 
 
今考えると、全て意味があるんだと思う。
 
 
 
 
Aさんが最近良く言われる言葉ですが。
 
 
 
必ず意味がある
 
 
 
タイミングもあったのかもしれません。
ただ、最善を尽くしましょう!
 
 
遠いですが、
一緒に乗り越えていきたいです。
 
 
 
一つ、一つ。
moderato=ちょうどよい速さで
 
 
 
 
 
Mrs.GAGA
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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