ドラマ、義母と娘のブルースを毎週楽しみに見てます。
綾瀬はるかの演じる主人公の夫が、スキルス胃がんだったと言う展開になり、一気に闘病する家族のストーリーの色が変わってきました。
スキルス胃がん。
逸見政孝さんも発症し、まだお若いのに亡くなられたがんです。
それもあるのか、
スキルス胃がん=死のイメージ。
たぶん多くの方がもっていらっしゃると思います。
主人公の夫、竹之内豊に奇跡は起こるのか。
今後の展開が気になりますが、
スキルス胃がん=死のイメージを覆すため、
治療で良くなっていくストーリーであって欲しいと願います。
厳しいステージで見つかることが多いスキルス胃がんですが、
スキルス胃がんの場合手術出来るのであれば手術するに越したことはありません。
ドラマでは点滴で抗がん剤を投与したり、放射線をする場面がありました。
手術出来ないステージなんでしょうか…
それでも諦めないで欲しいです。
抗がん剤は、一昔前は正常な細胞とがん細胞、区別なく叩くものでしたが、
今は分子標的薬と言って、
がん細胞だけを標的として治療効果を発揮する、副作用も少ない抗がん剤が出てきました。
ハーセプチンやサイラムザ
がそれです。
免疫チェックポイント阻害剤、オプジーボも胃がんに適用が広がりました。
オプジーボの働きは面白いです。
↓↓
これは、免疫細胞とがん細胞です。
胃がんステージ4、
5年生存率は7%代。
免疫細胞の働きを上げる為に、患者さんにも出来ることがあります。
①抗炎症対策を充分にする事
②タンパク質をしっかり取り、
免疫細胞にしっかり栄養を届け、代謝を正常化する事で、
リカバリーできる可能性は上がります!!
どの闘病ブログを見ても、
どのドラマを見ても、
患者さんが積極的に、
①抗炎症
②タンパク質強化
の食事療法に取り組んでいるシーンを見かけません。
論議を呼ぶ糖質制限はひとまず置いておいても、
抗炎症、
タンパク質強化の食事療法に異論を唱える
医療チームはいないはず。
脂質の質、
タンパク質の質、
糖質の質、
代謝のしくみ、
それを働かせる栄養素群…
免疫細胞をしっかり働かせる、
がんの食事療法の基礎
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