がん患者さんが飲むなら、オメガ3系脂肪酸はEPAに絞った方が良さそうです。
DHAは、脳の関門を通過できる唯一の脂肪酸。
選択的に脳に取り込まれるのに対し、EPAは全身の細胞に取り込まれます。
先日の記事で書きましたが、
EPA由来の脂質メディエーター、レゾルビンが作用していると思われ、
抗炎症作用、抗腫瘍作用を発揮します。
せっかく抗炎症をがんばっても、炎症を誘発する
燃やしのエイコサノイド、
オメガ6系脂肪酸を制限しなければ、
あんまり意味がありません。
サラダ油、大豆油、紅花油、コーン油などはなるべく控える必要があります。
おススメの牧草牛↑↑
赤身肉も控えた方がよいのですが、牧草牛はまだ安全性が高いですよね。
オメガ3とオメガ6の比率にその理由があります。
グラスフェッド、牧草牛の
オメガ3:オメガ6の比率は1:1
対して、穀物飼料を食べている和牛の
オメガ3:オメガ6の比率は1:3
グラスフェッドは亜鉛や鉄も多いので、
グラスフェッドを出来たら選びたいですね。
少し、硬いです。
和牛のようなとろける感じはありません。
EPAは日内変動があり、
午前中の方が血中濃度があがります。
空腹時は、吸収しにくいので食後に飲むのがよいです。
サプリメント単体でとるよりは、
EPAが多く含まれる食品と一緒にとるほうが吸収率が上がります。
例えば…
アジの刺身とEPAサプリ
さんまとEPAサプリ
食材と組み合わせて、
どうせとるなら効果的に摂りましょう✨
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